「爽やかに風になびくサラッサラの髪になりたい!」
「美容室帰りのサラサラ感をもう一度!」
女の子なら一度は憧れるサラサラヘア・・・
手に入れるためには、一体どうすればいいの?
実は、「シャンプーだけ」や「ドライヤーだけ」の解決法では真のサラサラヘアは手に入りません!
サラサラヘアに必要なのはヘアケアのコツを抑えた総合的なアプローチ!
でも、総合的なアプローチってどうすればいいの?と急に言われても困りますよね。
そこで今日は、スグできるヘアケアからサロンでできることまで毎日のヘアケアからヘアサロンでのケアまで、気を付けるべきポイントや綺麗に繋がるポイントをまとめました!
こんにちは。コスメコンシェルジュの青木です。髪の毛を伸ばしていると、どうしてもごわついて広がったり絡まったりしてしまいますよね。この記事ではちょっとした習慣を変えるだけでサラサラヘアに近づくコツを紹介していきます!
サラサラヘアを遠ざけるNG行為とは?
まずはじめに、いまの髪の毛の状態ごとに、気を付けるべきNG行為をご紹介していきます。もしかしたらこれを意識するだけで、髪の毛の状態が改善するかもしれません。
あなたの髪をサラサラヘアから遠ざけているものは何ですか?
もつれや絡まりで手グシが通らない?
クセでヘアスタイルがまとまらない?
手触りが悪いパサパサ髪に見える?
こうした悩みには、それぞれ異なった気を付けるべきポイントがあります!
自分の悩みに当てはまるポイントは必ずチェックしてくださいね。
サラサラヘアを遠ざけてない?|髪がもつれたり絡まったりする
髪のもつれ・絡まりに悩んだ時に見直したいのが、ブラッシングとドライヤー習慣。
それでは、どんなNGがあるかを詳しく解説していきましょう!
NG行為1.ドライヤーをかけずに寝てしまう
もつれ・絡まりの一つの原因・・・それは、キューティクルが開いてしまっていること。
実は髪は水に濡れるだけでもキューティクルは開くので、濡れた髪は絡まりやすく傷つきやすいという大変な状態!
だから、お風呂上りはなるべく早くドライヤーをかけるか、せめて寝る前に乾かすだけでももつれ・絡まりが若干解消されるはずです。
髪を8~9割乾かしたら冷風に切り替えて髪の熱を取るとキューティクルが閉じますよ。
NG行為2.お風呂前/ドライヤー前にブラッシングをしない
小さなもつれ・絡まりが発生している時に、そのままシャンプーやドライヤーをしてしまうと、もつれが大きくなってしまいがち。
ブラッシングは朝一度きり・・・という方も多いかもしれませんが、もつれやすい髪は髪を濡らす前やドライヤー前に小まめにとかしてあげると髪のダメージを軽減できますよ。
NG行為3.ブラッシングの仕方が間違っている
ロングヘアで髪の根本から一気にブラッシングしようとしても、もつれが大きくなるだけなので注意!
髪にブラシをかける時の基本は「毛先からブラシをかける」こと・・・図にするとこんな感じです。
特にもつれやすい毛先からほぐして、徐々に根本付近から全体をブラッシングするようにしましょう。
サラサラヘアを遠ざけてない?|クセ・うねり・ハネでまとまらない
髪がうねったりクセがでて、ストンと綺麗にまとまってくれない・・・そんな時見直したいのが、ドライヤーのかけ方といつものヘアケア。
それでは、どんなNGがあるかを詳しく解説していきましょう!
NG行為1.ドライヤー不足
乾く前の髪はクセがつきやすい状態のため、そのまま寝てしまったり髪が乱れたりするとクセ・うねり・ハネが発生してしまいがち。
ドライヤーで髪をまっすぐにした状態でしっかり乾かしておくと、キープしやすいですよ。
ドライヤーは髪が8~9割乾いた時点で冷風に切り替えて、まっすぐな状態に整えながら残りの水分を吹き飛ばすようにするのがコツです。
10割まで温風で乾かしてしまうと今度は髪が乾燥しすぎて、湿気を吸いやすくなってしまうので注意です。
寝ぐせが気になる方はナイトキャップを使うかゆるくしばっておくと寝ぐせが改善されますよ。
美髪さんは知ってる!髪にクセがつく理由とは
まっすぐだった髪が、朝になるとうねったりハネたりしている…
実はこの寝ぐせの原因は、髪の「水素結合」というもの。
この水素結合は髪の形を決める4つの結合のうちの一つで、濡れるとリセットして乾いた時の形で定着する性質があります。
だから、寝る前までまっすぐだった髪も、寝汗と寝相で乱れた状態で一旦リセットされ乾いた時のうねりやハネを残してしまうのです。
ちなみに、先天的なくせ毛は水素結合のほか別の結合でクセが形作られているため、その結合をリセットするためには専用の薬剤を用いたストレートパーマや縮毛矯正が必要になります。
NG行為2.シリコン頼りのヘアケアをしている
安価なトリートメントでも、シリコンがたっぷり入っていればツルツルの仕上りになります。
ですが、使い続けていると髪の内側がどんどん痩せていき、ダメージによってスカスカになってしまっていることも。
そうなると髪は弾力や水分を保つ力を失って手触りが悪くなったり、クセがつきやす扱いにくい髪になってしまいます。
髪の中で水分を保持するタンパク質などをしっかり補給できるトリートメントをホームケアで使うのがオススメです。
サラサラヘアを遠ざけてない?|傷んでゴワゴワ・パサパサに見える
髪が傷んでゴワゴワ・パサパサに見える時に見直したいのが、普段のヘアケアと髪の扱い方です。
それでは、どんなNGがあるかを詳しく解説していきましょう!
NG行為1.自分に合ったヘアケアを選んでいない
ドラッグストアで選べる中だとあまり大きな違いを感じにくいですが、同じダメージヘア向けでも、サロンのシャンプー・トリートメントにはシリコンだけじゃなく髪の内部補修をしてくれるタンパク質などが入っていて使うごとに少しずつ髪の調子が良くなるものもあります。
さらに、カラーしている髪に合うものやくせ毛に合うものなど種類も豊富なので、自分に近い髪質の人が高評価を付けているヘアケアを選ぶと失敗しにくくオススメです。
NG行為2.ダメージ予防が不十分
髪には自己修復する機能がないので、キレイにすることと同じくらい予防も大切です。
次の項目に全部チェックがつけば満点ですが、まずはできるところから始めましょう!
- お風呂に入る前にブラッシングをする
- きしむシャンプーを使わない
- 内部補修ができるトリートメントを使う
- 濡れた髪のまま寝ない
- ドライヤーの前にもつれをほどいておく
- ドライヤーは10cm以上離して髪を熱しすぎない
- 温風で8~9割乾かしたら冷風に切り替えて乾かす
- 帽子・日傘・UVスプレーで紫外線対策をする
- アイロンやコテは使用方法や注意事項を守る
みなさんはいくつチェックがつきましたか?忙しいとドライヤーで最後まで髪を乾かさずに寝てしまうこともあるかもしれませんが、この習慣を直すだけで翌朝の髪の毛の状態は大きく変わります♪ ひとつずつでもチェックを増やしていくことを心がけましょう。
サラサラ美髪のために気を付けたいこと
サラサラヘアへ近づく!理想の髪タイプに合わせたヘアケアの選び方
サラサラヘアを目指す際に気を付けたいヘアケア選びのポイントをまとめました。
シャンプーの選び方
サラサラヘアを目指す方には、上質なアミノ酸シャンプーがオススメです。
ノンシリコンでもきしまず、洗浄成分も低刺激なのでやさしく髪と頭皮を洗い上げることができます。
逆に避けた方がいいのは、安価なノンシリコンと石鹸シャンプーです。
安価なノンシリコンはきしみやすく、石鹸シャンプーはキューティクルが開くので髪がもつれたり絡んだりしてダメージを受けやすいです。
コンディショナー・トリートメントの選び方
扱いやすい髪にするためには、傷んだ髪にタンパク質を補給して潤いを保持できるようにすることが必要です。
トリートメントの全成分を見た時、「加水分解ケラチン」「加水分解コラーゲン」「加水分解シルク」などを含む名前が成分表示の上の方に表示されていたらタンパク質がきちんと入っているトリートメントです。
また、髪を軽くしたいという方には、ノンシリコントリートメントもオススメです。
まだまだ珍しいのですが、内部補修ができるノンシリコントリートメントならコンディションを上げつつかなり軽く仕上がりますよ!
アウトバストリートメントの選び方
あなたの思う「サラサラヘア」を叶えるためには、アウトバストリートメントの使用もオススメです。
種類が多くてどれを選んだらいいかわからない!という方は、次の3タイプから自分の髪に合いそうな種類を選んでくださいね。
猫っ毛をサラッと仕上げたい・・・ ミストタイプがオススメ
硬い髪を柔らかく仕上げたい・・・クリームタイプがオススメ
傷んだ髪をしっとり仕上げたい・・・ ミルクタイプ、オイルタイプがオススメ
復習しよう!サラサラ美髪のコツ
◎髪を洗う時の正しい手順をおさらい
みんな当たり前のように毎日やっていることだからこそ、ちょっとの違いが積み重なるもの。
サラサラ美髪さんの髪の洗い方を一度チェックしてみてくださいね。
① 髪を濡らす前にブラッシングしてホコリやもつれを取る
② シャワーの温度を38度前後に設定する
③ 1分~予洗いをして水性の汚れを落とす
② シャンプー(頭皮を中心に揉み込むように)
⑤ 泡立てた時間の倍くらい使って丁寧にゆすぐ
⑥ 目の粗いコームを使いながらトリートメントを馴染ませる
⑦ 軽くゆすぐ(ぬるつきは落としきらない)
◎ドライヤーの注意事項をおさらい
ドライヤーは身近な存在ですが、雑に扱うと髪をダメージさせる原因にもなってしまいます。
しかし、ドライヤーをかけないというのも頭皮と髪には絶対に良くないので、上手く付き合うために気を付けたいポイントは頭に入れておきましょう。
① クセを伸ばしながら乾かすこと
② 風の向きを意識してあてること
③ 10cm以上離して使うこと
④ 髪に触れないほど熱くしないこと
⑤ 毛先が最後になるよう根本から順に乾かすこと
⑥ 8~9割乾かしたら冷風に切り替えること
◎ブラッシングのコツをおさらい
ブラッシングはサラサラ髪に直結する重要なテクニック!
ブラシの選び方をや使い方をおさらいしておきましょう。
ヘアブラシの選び方
乾いた髪に使う際には、摩擦による静電気を起こしにくい素材を選びましょう。
ダメージや乾燥が気になる髪には、ツヤ出しも可能な天然毛(猪毛・豚毛など)のブラシがオススメ。
木製・竹製のブラシもパドルブラシタイプなら頭皮マッサージ効果を狙えます。
また、浴室内やドライヤー前の濡れた髪に使う際には、百均などで手に入る目の粗いプラスチック製のブラシを選びましょう。
目の細かいコームはデリケートな濡れた髪を傷つけてしまうかもしれないので避けましょう。
ブラッシングの仕方
もつれた髪にブラシをかける時、気を付けてほしいポイントが一つだけあります。
それは「毛先からブラシをかける」こと・・・図にするとこんな感じです。
特にもつれやすい毛先からほぐして、徐々に根本付近から全体をブラッシングするようにしましょう。
◎ヘアサロンでのメンテナンスもオススメ
ヘアサロンで行う特別なトリートメントは、髪の状態に合わせて処方を選んでくくれて、ホームケアでは濃すぎて入れられない成分が入っていたり、効果はやはり段違い。
その後のホームケアも重要なことは言うまでもありませんが、スタートダッシュ的に一気に美髪に近づけるメリットがあります!
トリートメントだけでなく、枝毛のカット、クセが出にくい髪型にする、髪質に合ったヘアケアを教えてもらうなどできることはたくさん。
ぜひ信頼できる美容師さんを見つけて色々相談させてもらいましょう。
◎天然のクセや縮毛にはストパーや縮毛矯正も一つの解決法
生えた時点でクセが出ている髪は、水素結合以外の結合でクセが出ているため乾かし方だけでは解決が難しいです。
まっすぐストレートな髪にしたい!と強く思う方にはストレートパーマ・縮毛矯正がオススメです。
定期的にかけ直さないといけなかったり、一度まっすぐにした後にパーマがかりにくいなどのデメリットもあるので、信頼できる美容師さんとよく相談して決めましょう。
寝ぐせなどもつきにくくなる上にツヤも出やすくなるので、扱いやすくなりますよ。
特に毎日アイロンをかけるなら、縮毛矯正かストレートパーマの方がダメージは少なく済むので検討してみてはいかがでしょうか。
どんな「サラサラヘア」になりたい?/1分でわかる毎日のホームケア見直しポイント
さて、ここまでサラサラヘアのベースになる基本のヘアケアについてお伝えしてきましたが、仕上げとしてあなたの希望するサラサラヘアにより近づくためのポイントをまとめました!
サラサラヘアを4つに分類してそれぞれのポイントを紹介するので、自分の希望するサラサラヘアに一番近いものを選んでみてくださいね。
⇒「まっすぐ」なサラサラヘアにしたい
⇒「手グシが通る」サラサラヘアにしたい
⇒「つやつやキレイ」なサラサラヘアにしたい
⇒「ふわりと軽い」サラサラヘアにしたい
「まっすぐ」なサラサラヘアにしたい
手に入れるべきヘアケアアイテムは?
≪おすすめアイテム≫
◎ヒートリペア/ヒートプロテクト機能のあるアウトバストリートメント
◎速乾性があるシャンプー・トリートメント
◎内部補修ができるダメージケア系トリートメント
まっすぐにするならドライヤーで髪をしっかり乾かすことが大事なので、ドライヤーの熱から髪を守ってくれたり、時間を短縮できるアイテムがオススメ!
また、多少重たく仕上がる方が毛先も落ち着きやすいので、しっとり系のトリートメントもオススメです。
普段のヘアケアで気を付けたいポイント
≪気を付けるとGood!なポイント≫
◎ドライヤーで最後まできちんと乾かすこと
◎乾燥したらアウトバスなどで髪に潤いを与える
※ストレートアイロンが必要なクセにはストレートパーマか縮毛矯正も検討してみてください
「手グシが通る」サラサラヘアにしたい
手に入れるべきヘアケアアイテムは?
≪おすすめアイテム≫
◎上質なアミノ酸系シャンプー(シリコン入もOK)
◎ミスト系のアウトバストリートメント
◎天然毛or木製のヘアブラシ
もつれやすい・絡まりやすい髪の場合、きしみを避けるためにシリコンにも積極的に頼るのもアリ!
重たいヘアケアだとペタンとしてしまう方は、傷んでいない髪の根本にまでトリートメントをつけすぎていないかチェックしてみましょう。
普段のヘアケアで気を付けたいポイント
≪気を付けるとGood!なポイント≫
◎髪を濡らす前とドライヤー前にブラッシングする
◎毛先からもつれをほぐす正しいブラッシングをする
◎ロングヘアは寝る前にゆるくしばっておく
もつれの予防にも対処にも重要なのはブラッシング!
髪をやさしく取り扱う習慣をつけることをオススメします。
「つやつやキレイ」なサラサラヘアにしたい
手に入れるべきヘアケアアイテムは?
≪おすすめアイテム≫
◎上質なアミノ酸系シャンプー(シリコン入もOK)
◎内部補修もできるシリコン系トリートメント
◎オイル系アウトバストリートメント
◎天然毛のヘアブラシ
天使の輪が光るような髪を目指すなら、ダメージ予防と内部補修は必須!
ダメージケア系のヘアケアアイテムの中でもシリコン頼りで内部補修がほとんどできないものも多いので気を付けましょう。
ツヤ出しや光を反射する面を整えてくれるアイテムとして豚毛や猪毛などを使用したヘアブラシがオススメです。
普段のヘアケアで気を付けたいポイント
≪気を付けるとGood!なポイント≫
◎髪はきちんと乾かしてから寝る
◎髪のダメージ原因を避ける(詳しくはこちら)
ツヤツヤのキレイな髪を手に入れるためには、ちょっと気を付けることが多くて大変ですがダメージ予防が基本となります。
最初からパーフェクトにできなくても、やれそうなことから少しずつ取り入れていってくださいね!
「ふわりと軽い」サラサラヘアにしたい
手に入れるべきヘアケアアイテムは?
≪おすすめアイテム≫
◎上質なノンシリコンシャンプー(アミノ酸系がおすすめ)
◎上質なノンシリコントリートメント
シリコンは髪の外側をコーティングしてくれて滑りを良くしたりツヤを出してくれますが、髪へよく吸着する分重たくなりがち。
内部補修効果もあるノンシリコントリートメントを使うと、髪が多い人などはびっくりするくらい軽くなる場合もあるのでお試しあれ。
普段のヘアケアで気を付けたいポイント
≪気を付けるとGood!なポイント≫
◎ダメージケアに特化したものを選ばない
◎スタイリング剤も軽いものを選ぶ
基本的にダメージケア系ほどしっとり重たくなる傾向があるので、ダメージヘアに!と謳っているアイテムを使うと髪の毛も重たい仕上がりになりやすいです。
好みの問題なのでトリートメントを使い分けるなどもアリかもしれませんが、軽くしたい場合は避けるのがベストです。
まとめ
いつものヘアケアを少し見直すだけで、憧れのサラサラヘアに近づけるかも!?
この記事を参考に、美髪への道を進んでいただけましたら嬉しく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。