どんなにいいファンデーションを使っても、下地がお肌と合っていないと、テカったり乾燥したりして崩れやすくなる!!
そう、下地こそ、日中のお肌の美しさを決めるものですよね。
たとえ高価でも使って気に入らなかった下地はもう使う気になれないし、自分に合った下地を見つけるのは本当に難しい。
でも、ベースメイクの中でも重要なアイテムだから、口コミが良いものや専門家の評価が高いものを選びたい…
そんなお悩みをお持ちの方に、この記事ではわたくし青木が「自分に合った化粧下地の選び方」をコスメコンシェルジュ視点でご紹介していきます♪
後半では、おすすめの下地の紹介もしていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
なりたい美肌を120%叶える、化粧下地の選び方
ここからはさっそく、コスメコンシェルジュ青木がみなさんのお肌に合わせた化粧下地の選び方を3つのポイントに分けて解説していきます。
自分に合った下地を選ぶことでファンデーションのノリやもちが良くなるため、憧れの美肌にもっと近づけるはず!
1.自分の「皮脂分泌量」に合わせて選ぶ
下地を選ぶ上で最初におすすめするのが、自分のお肌の「皮脂分泌量」に合ったものを選ぶこと。いきなり皮脂分泌量なんて言われると「ぎょっ」としてしまいますが、つまりお肌にもともとある潤いを考慮して下地を選ぼうということなんです。
一口に「化粧下地」といっても、オイリー肌さん用に皮脂吸収剤を多めに配合している下地もあれば、乾燥肌さん用に保湿成分や油分を多めに配合している下地もあります。そのため、オイリー肌の人が油分たっぷりの下地を使うとベタついたりテカりの原因になったりしますし、逆に乾燥肌の人が皮脂吸収剤が入った下地を使うとカサカサしてしまうんですね。
実は、化粧崩れの原因のほとんどは、自分の皮脂分泌量に合っていない下地を使っていることにあると言われています…!
「ファンデーションが浮いてしまう」「日中にメイク直しをしないとお肌がドロドロに…」という方は、まずはお肌のタイプに合わせて化粧下地を見直してみましょう。
2.「お悩み」に合わせて選ぶ
毛穴、色むら、シミ、ニキビ跡… 隠してしまいたい肌悩み、いろいろありますよね。
上のお悩みはファンデーションでも隠すことができますが、お悩みに合わせた化粧下地を使うことで効果UPが期待できます。
あらかじめ化粧下地でカバーしておくことにより、ファンデーションの厚塗りも避けられるので、よりナチュラルで綺麗な仕上がりになるというのも嬉しいポイントです。
毛穴が目立つ
毛穴でお悩みの方は、さらりと仕上がる化粧下地を選ぶのがおすすめ。とくに夕方から毛穴が目立ってくる場合は皮脂くずれが原因のことが多いので、皮脂吸収剤が入っていたり、オイルフリータイプの下地がいいでしょう。
ただし、毛穴カバー系の下地はテカリ防止を兼ねているものも多いので、混合肌の方は気になるところだけをカバーする部分用化粧下地を使うのがベター。また、乾燥肌の場合は皮脂を抑えるタイプの化粧下地を使ってしまうと、乾燥がすすんで毛穴がより目立ってしまうことがあるので気を付けて。乾燥肌で毛穴を隠したい場合は保湿もできるバームなど固めのテクスチャーの下地を使うことで、でこぼこの少ないつるんとした仕上がりに近づきます。
シミ・くすみがある
シミやくすみ、ニキビ跡などの色むらがお悩みの方は、カラーコントロールができる下地を選びましょう。
化粧下地は無色や肌色に近いものも多いですが、最近はグリーンやパープルの「コントロールカラー」もよく見かけるようになりましたね。
たとえば顔の赤みやニキビ跡が気になる場合は、反対色であるグリーンの化粧下地を使うのがおすすめ。
ファンデーションだけで隠すのに比べて厚塗りにならず、よりナチュラルに肌悩みをカバーすることができると人気です。
お悩みによって効果のある色が異なりますので、以下の表を参考に選んで下さいね♪
3.「こだわり」から選ぶ
化粧下地を選ぶときは、ここまでにご紹介したポイントに加えて、ニキビ肌に優しかったり、紫外線ケアができたりといったこだわりを満たしていることも大切ですよね。最後に、覚えておきたいこだわりをご紹介します。
ニキビ肌の人はノンコメドジェニックが◎
「ノンコメドジェニック」とは、ニキビができにくい処方のこと。
ニキビにお悩みの方は、「ノンコメドジェニック」の表示がある化粧下地を選ぶのがおすすめです。
全ての人にニキビができないわけではありません。
UVケアができる下地は一石二鳥
紫外線はシミやそばかすのもとになるだけでなく、乾燥やしわ・たるみを引き起こすお肌の大敵。
日中の紫外線からお肌を守るために、UVケアができる下地を選ぶと良いでしょう。
おすすめはSPF20/PA+以上のUVカット効果がある化粧下地。日常紫外線をカットできるのはSPF20以上と言われています。
また、紫外線吸収材はお肌に負担をかけるため、紫外線吸収剤フリーの方がお肌には優しいです。
コスメコンシェルジュおすすめ!優秀な化粧下地9選
ここからは、コスメコンシェルジュの青木がおすすめする、優秀な化粧下地を9種類ピックアップしてご紹介。もちろん上の選び方をふまえてご自分の気になるアイテムを探していただくのでも良いですが、タイプ別に集めてみましたので参考にしていただければ嬉しいです!
1.【テカリ防止】が叶うおすすめ化粧下地3選
2.【毛穴カバー】ができるおすすめ化粧下地3選
3.【保湿できる】おすすめ化粧下地1選
4.【トーンアップ】したい方におすすめ化粧下地2選
【テカリ防止】が叶うおすすめ化粧下地3選
お肌がテカりやすい方には、テカリ防止機能のある化粧下地を。お肌のテカリは多くの女性が悩んでいるので、実は人気の下地からいろいろと選べるのが嬉しいポイント。皮脂吸収剤入り、オイルフリー、などの表示があるものを選んでみて。
【テカリで崩れたくない人に】プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地
皮脂くずれの防止・テカリ防止に特化して、夕方までマットな肌をキープしてくれる人気の化粧下地。女優・石原さとみさんのCMでもおなじみですよね。
皮脂の吸収効果にすぐれるため、皮脂分泌が少ない頬や口元まで塗ると逆に乾燥が気になる場合があるので気を付けましょう。混合肌の方は、Tゾーンとそれ以外で使い分けるのが良いかもしれませんね。
夕方の皮脂くずれやここぞという時に頼れる下地としてオイリー肌さんの口コミから口コミに広まっていった愛されコスメです!同じプリマヴィスタからは「黒プリマ」とも言われる超オイリー肌用の化粧下地も出ているので、これでも皮脂くずれが気になるという方にはそちらがオススメです。
⇒【テカリで崩れたくない人に】プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地を詳しく見る
【コスパで選ぶテカリ防止の優秀下地】セザンヌ/皮脂・テカリ防止下地
1,000円以下のプチプラで、UVカット機能もあるのが嬉しい化粧下地。ピンクベージュとブルーベースの2色展開で、どちらもトーンアップできるコントロールカラーとして使用できます。
ただ、ちょっと白っぽくなりやすいとの口コミもあるので、肌色によってはハイライトを兼ねてTゾーンに使うのも良いかもしれません。
プチプラの中でも皮脂くずれ防止に定評のあるセザンヌの下地!ちょっとだけ部分使いしたいんだけど…という時にも手を出しやすいお値段なのがありがたいです。
⇒【コスパで選ぶテカリ防止の優秀下地】セザンヌ/皮脂・テカリ防止下地を詳しく見る
【うるさら美肌が続く】MAQuillAGE(マキアージュ)/ドラマティックスキンセンサーベースEX
お肌の潤いを一定量に保つ「うるさらセンサーパウダー」を配合した化粧下地。保湿感と皮脂吸収とのバランスが取れた下地なので、Tゾーンはテカるのに頬はカサつく混合肌の方や、インナードライ肌の方にオススメです。
実は日本の女性に一番多いと言われる混合肌のお悩みにマッチした化粧下地!テカるのにカサつく、カサつくのにテカる…でも使い分けなんてメンドクサイ。そんな朝にピッタリな一品です。
⇒【うるさら美肌が続く】MAQuillAGE(マキアージュ)/ドラマティックスキンセンサーベースEXを詳しく見る
【毛穴カバー】ができるおすすめ化粧下地3選
鼻や頬など、年齢とともに気になる「毛穴」の悩み…
毛穴レスでつるんとしたお肌を目指すなら、こちらの化粧下地を試してみてはいかがでしょうか。
【至近距離で見せたい肌へ】YSL(イヴ・サンローラン)/ラディアントタッチ ブラープライマー
光を拡散して肌の凹凸や毛穴、くすみや小ジワなど、お肌の隠したいところをカバーして均一な肌に見せてくれる化粧下地です。4種の美容成分を配合しているため、つけることでスキンケア効果も期待できるのが嬉しいポイント。塗ったあとはさらさらした質感になり、皮脂による化粧くずれも防いでくれます。
毛穴レスでサラサラ、スベスベな仕上がりに病みつきになる人続出!マットな感触ながら細かなパールが入ってツヤっぽさもあるのも高ポイントですね。
⇒【至近距離で見せたい肌へ】YSL(イヴ・サンローラン)/ラディアントタッチ ブラープライマーを詳しく見る
【テカリ・毛穴の修正液】ettusais(エテュセ)/オイルブロックベース
テカリ防止・毛穴カバーに特化したタイプの部分用化粧下地です。テカリ吸収パウダーで、日中に出てくる皮脂も抑えてマットな肌をキープしてくれます。ファンデーションの上からでもつかえるので、お直し用にもおすすめですよ。
小さめのマニキュアくらいの大きさなので、持ち運びしやすいのも嬉しいですね。ただし、お肌にはパウダーが多めに乗るので、ヨレには注意して下さいね。
⇒【テカリ・毛穴の修正液】ettusais(エテュセ)/オイルブロックベースを詳しく見る
【乾燥肌にも優しい】MiMC(エムアイエムシー)/ミネラルイレイザーバーム
「毛穴悩みからの解放」をコンセプトにした化粧下地。シリコン・ナイロンなどの合成成分を入れず、樹木の植物繊維からとれるセルロースパウダーでふわっとしっかり毛穴カバー。バームタイプなのでお肌が乾燥しがちな方でも快適に使うことができます。UVカット効果もあるのに石鹸で落とせるのも魅力ですね。お肌への負荷を最低限に抑えた化粧下地です。
ホワイトベースなので、薄づきでも自然にトーンアップすることも可能!ハイライトと毛穴カバーを兼任してくれます。毛穴カバー系ですが皮脂を抑える効果に特化している訳ではないため乾燥しにくいのもポイントです。
⇒【毛穴悩みからの解放へ】MiMC(エムアイエムシー)/ミネラルイレイザーバームを詳しく見る
【保湿できる】おすすめ化粧下地2選
ファンデーションを付けているとお肌が乾燥してひりひりしたりかゆくなったりする方は、しっかりと潤いを与えてお肌を乾燥から守ってくれる化粧下地を使いましょう。
旬っぽいお肌を作る、ツヤを出してくれるタイプもおすすめですよ。
【潤いが引き出すツヤと透明感】ポール & ジョー/モイスチュアライジング ファンデーション プライマー S
マニュキアの瓶みたいなころんとした見た目も可愛い化粧下地。伸びの良いテクスチャーでお肌にぴったりフィットし、夜まで潤いをキープ。ベースカラーは3種類から選べるのもポイントですが、一番クリアな色味の03にはUVカット効果がないので注意。01と02もやや弱めなのでほかの日焼け止めとの併用がオススメです。
お肌をツヤっぽく見せたい人に人気のPAUL&JOE。同ブランドの下地では透明感が出る「ラトゥーエクラ」も評判ですが、乾燥肌さんからは「モイスチュアライジング」が支持されています。
⇒【潤いが引き出すツヤと透明感】ポール & ジョー/モイスチュアライジング ファンデーション プライマー Sを詳しく見る
【トーンアップ】したい方におすすめ化粧下地2選
鏡を見るとなんとなくお肌がどんより… そんなくすみ肌さんには、お肌の色味をコントロールして明るく見せてくれるトーンアップ下地がおすすめです。ファンデーションでお肌を明るく見せようとすると白浮きしてしまうこともありますが、化粧下地なら自然な仕上がりになります。
【大人のくすみ肌をパッと明るく】SUQQU(スック)/ブルーミング グロウ プライマー
青みピンクが、健康的な血色感とツヤ感を与えながらワントーン明るい仕上がりにしてくれる化粧下地。透明感のある大人の肌に仕上げてくれます。
明るく元気に見せたい日に選びたい青みピンク!わりとしっかりした青みピンクなので、黄ぐすみが気になる人にもオススメです。
⇒【大人のくすみ肌をパッと明るく】SUQQU(スック)/ブルーミング グロウ プライマーを詳しく見る
【コスパで選ぶくすみカバーの優秀下地】media(メディア)/メイクアップ ベースS
肌を健康的に明るく見せてくれるオレンジベースの化粧下地。同シリーズには赤みが気になる人のためにグリーンベースもありますが、肌のくすみやクマが気になる人にはオレンジベースがオススメです。
プチプラなのに総合力高めな仕上りがにくい一品!寝不足だったり季節の変わり目でお疲れモードの時など、お肌がくすんでしまう日にもコレがあれば一安心ですね。
⇒【コスパで選ぶくすみカバーの優秀下地】media(メディア)/メイクアップ ベースSを詳しく見る
おすすめ化粧下地比較表
ここまでご紹介したおすすめ化粧下地を以下にまとめました。並べて比較したい方はこちらをご覧下さい♪
まとめ
ここまで、ベースメイクの仕上がりを左右する「化粧下地」についてご紹介してきました。
「なんとなくベースメイクが決まらない…!」
「ファンデーションのノリが悪い」
「夕方には化粧崩れしてしまう」
そんなお悩みは、化粧下地を見直すことで解決するかもしれません!
この記事を通じて、みなさんがもっとメイクを楽しんで下されば嬉しいです。