「頭皮ケアって何をすればいいの?」
「頭皮トラブルって何が原因?」
ふだんは髪に覆われて状態がわかりにくい頭皮。
ですが、人によって肌質が異なるように、人によって頭皮ケアの正解は違うもの。
たとえば乾燥肌の人がオイリー肌の人が行う頭皮ケアをすると、余計にトラブルを招いてしまうことも……
では、どうすれば自分に合った頭皮ケアを選べるようになるか、コスメコンシェルジュのおりんが本気で考えてみました!
頭皮にまつわる様々なお悩みや不安について、対処法やお悩みごとのオススメのヘアケア商品などを紹介していきます!
頭皮ケアは何から手をつければいい?
なんとなく予防したい人から今困ってる人までお役に立てるよう、頭皮ケアを総合的に解説していきます◎
そもそも、頭皮ケアはなぜ必要なの?
「頭皮ケアした方がいい」とはよく聞くけれど……いまいち、頭皮ケアの必要性を実感できていない方も多いのではないでしょうか?
とくに、現在トラブルに直面していないのであれば、何をするべきかもよく分からないですよね。
それではまず、なぜ頭皮ケアが必要なのか、頭皮ケアによってどんな嬉しいことが起きるのかを見ていきたいと思います!
誰にでも起きる頭皮トラブル
「頭皮トラブル」と言うと自分とは遠い出来事に感じる方もいるかもしれませんが、実は誰にでも起こりえるものなんです。
頭部のコリ、血行不良、毛穴のつまり、頭皮のたるみ、乾燥肌、オイリー肌、敏感肌、偏った食事、間違ったヘアケア、ストレス、遺伝、加齢、ホルモンバランス、アレルギー・・・
これらはすべて、頭皮トラブルの原因です!
つまり、頭皮トラブルと無関係な人はほぼいないということ。
お金をかけずにできる頭皮ケアもあるので、みなさん今日から頭皮ケアを始めましょう!
頭皮ケアがもたらす意外な効果
頭皮ケアは、フケ・痒み・湿疹・べたつき・ニオイなどさまざまな頭皮トラブルから、薄毛・白髪・くせ毛など頭皮由来のヘアトラブルの予防になります。
さらに、意外に見落とされがちな頭皮ケアのメリットが……
それは「肩こり」や「顔のたるみ」など、頭の皮ふや筋肉が顔や首とつながっているために起きる症状の予防もしくは改善!
しかも特別なケアではなく、毎日できる簡単な「基本の頭皮ケア」で様々な効果を狙えるので、ぜひ毎日の習慣にしたいですね。
それでは、具体的な頭皮ケアの解説に行く前に、一度自分の頭皮の状態をチェックしてみましょう。
自覚症状が出てくる前の頭皮のSOSサインが見つかるかもしれませんよ~
頭皮のSOSサインとは?頭皮ケアの必要度チェック
肌質や家系の悩みなど、既に心当たる部分があるかもしれませんが、自分の頭皮の状態をチェックすることで、よりよい頭皮ケアのヒントを見つけましょう。
チェックするのは、頭皮のかたさと頭皮の色と生活習慣の二つ。
1、2分でできるチェックなので、みなさんお付き合いください。
頭皮のかたさをチェック!
両手の指を広げて頭部をつつみこむように指の腹を頭皮に当てます。
指先で頭皮をホールドした状態で指を動かし、1cm以上動きますか?
よく動く… 血行がよく代謝もスムーズなイキイキとした頭皮ですね!
あまり動かない… いわゆる「コリ」がたまっています!血行がわるく疲労物質や老廃物などが溜まりやすいので、頭皮マッサージなどのケアが必要。
頭皮の色をチェック!
少し髪をかきわけて、頭皮の色をチェックしてみましょう。
さて、あなたの頭皮がどんな色をしていましたか?
青白い頭皮… 健康な頭皮です!青白く見えるのは毛穴の中の毛根が頭皮に透けて見えるからで、一番良い状態。このまま維持しましょう。
茶色~黄みがかってくすんだ頭皮… 頭皮が弱っているかも。血行不良ぎみで新陳代謝が悪くなったり、皮脂の酸化によっても黄色っぽくくすんだ色になります。食習慣やヘアケアの見直しが必要そうです。
ところどころ赤い… トラブル発生中です!湿疹なのか、かぶれているのか、日焼けなのか、まずは原因を知る事が大切です。症状が長引く場合には、皮膚科への相談をおすすめします。荒れやすい肌質なら、炎症を抑える効果のある薬用のヘアケアがおすすめです。
ピンク~赤みがかった頭皮… 頭皮のSOSサイン!全体的な頭皮の色が赤みがかっているのは、血行不良もしくは乾燥によるもので髪の発育にも影響が出るなど複数のトラブルの原因になります。この後で紹介する頭皮マッサージなどで血行をよくするか、乾燥している場合はヘアケアを見直しましょう。
いかがでしたか?
自分の頭皮が今どんな状態か分かったら、次は生活習慣をチェックしましょう。
生活習慣は積み重ねで後々トラブルの原因になることも多々あるので、できるだけ早めに見直したいですね。
頭皮にダメージ!?NGな生活習慣をチェック!
まずは、ふだんの生活で髪や頭皮に良くない影響を与えてしまう習慣がないかをチェックしましょう。
- 野菜や果物を食べる量が少ない
- 脂質や糖が多い食事に偏っている
- 運動する習慣がない
- ストレスの多い生活をしている
- 睡眠不足な日が多い
- スマホ/PCを使う時間が多い
- タバコを吸う習慣がある
髪は身体の中で栄養を届ける優先順位が低く、栄養不足の影響が出やすい部位。
そのため、健康な髪と頭皮のためには、タンパク質やミネラル・ビタミンなど複数の栄養バランスが整った食事が欠かせません。
さらに、べたつきで悩む人の中には食生活の影響で皮脂が出やすくなっている人や、汗とともに皮脂を排出する機能が弱まっている人も。
身体の内側から肌質を整えるアプローチも有効です。
また、運動不足による血液循環の滞り・ストレスによる自律神経の乱れ・睡眠不足・スマホ/PCの使用による筋肉のコリ・タバコによる毛細血管の収縮などは頭皮が血行不良になる原因のひとつ。
髪の毛は頭皮表面の毛細血管から栄養を受け取るので、血行がよくなる生活習慣を基本にしたいですね。
さて次は、毎日のヘアケア習慣の中のNGポイントです。
- 頭皮との相性を考えずにシャンプーを選んでいる
- シャワーの温度は気分で変えている
- シャンプーは短くササっと済ませている
- ドライヤーをかけずに自然乾燥させる
- 頭皮マッサージをしない
- 乾燥肌/オイリー肌対策をしていない
- 若い時と同じヘアケアをしている
重要なポイントは、自分の今の肌質に合ったヘアケア製品を選ぶことと、髪と頭皮を正しく取り扱うこと。
「ちゃんとシャンプーしてるけど……」
そう思っていても、意外と頭皮に見落としがちなポイントがあるなら、よりよい頭皮環境を目指すチャンスかも!
とくに、シャワーの温度やシャンプーの仕方、ドライヤーをかけるかどうかなどは、気分で対応している人も多いのではないでしょうか?
でも実は、今まで気にしていなかったヘアケア習慣の中にも頭皮環境を改善するヒントは隠れているんです。
さて、この後は具体的に「どうやって頭皮ケアをすればいいの?」という疑問に応えていきたいと思います!
NGな習慣が多かったという人は、ぜひじっくり読んでいってくださいね。
頭皮ケアの基礎とは…健康的な頭皮へ近づくためにしたいこと
ここからは、具体的な頭皮ケアの方法について解説していきます!
最終的にはその人の肌質によってケアの方法は変わりますが、まずはみんなやってほしい頭皮ケアの基礎から。
この基礎こそ頭皮の健康の土台となるケアなので、ざっとでも必ず目は通してくださいね。
【重要度★★★★★】頭皮マッサージを習慣にする
頭皮マッサージは今すぐ・タダでも・短時間でできて気持ち良いのに、多くの頭皮トラブルの原因になる血行不良を改善できる頭皮ケア!
日中のリフレッシュにはセルフマッサージ、家でのリラックスタイムにはアイテムを使ったり、たまのスペシャルケアとしてヘッドスパの利用など、その時々に合わせた頭皮マッサージの方法があります。
それでは、それぞれどんな方法なのか解説していきますね。
すぐできる!頭皮のセルフマッサージ
必要なのは自分の手だけ、乾いた状態で行ってもOKですし、シャンプーの最中に行ってもOKです。
乾燥肌でお肌への摩擦が気になる方はオイルを使うのもオススメですが、習慣として続けられるのが何より一番です。
<頭皮マッサージはどこを揉む?>
まず、頭部には下の図のように全体的にツボがあります。
頭部はツボが集中するところですが、特に生え際はおでこから耳周り、後頭部までツボがたくさんあります。
まんべんなく揉みほぐして刺激を与えていきましょう。
そして、ピンポイントで刺激したい頭部のツボを二つだけ紹介します。
百会(ひゃくえ)… 耳の真上で頭の頂点にあるツボ。自律神経をととのえるほか、頭痛、肩こりや眼精疲労などに効く「万能のツボ」と呼ばれています。
風池(ふうち)… 耳の後ろのでっぱった骨と僧帽筋との間のくぼみにあるツボ。血行促進し、肩や首のこり・背中の痛みを緩和。頭痛・眼精疲労にも効きます。
この二つのツボだけでも覚えておくと効率よくマッサージできちゃいますよ~
<頭皮マッサージの仕方>
「気持ちいい」くらいの強さで
深呼吸しながら吐く時にゆっくり押すor揉む
各部位は3回ずつくらい押すor揉む
爪は立てないように指の腹を使う
簡単に書きましたが、握力のない人はイマイチ気持ちよさを実感しにくかったり、頑張って押して疲れてしまったりしますよね。
そんな時は、下の図のように、少し押し方・揉み方を変えてみてはいかがでしょうか?
セルフマッサージはいつでもどこでもできるのが最大のメリット!
パソコンやスマホを見ていて、少し疲れたな…という時のリフレッシュにもなるので、ぜひお試しくださいね。
気持ちいい!効果も高まるマッサージアイテム
毎日のケアとして、より効果を求めるならマッサージアイテムの導入がオススメです。
特に電動のマッサージ機はやや高価(10,000円前後の商品が多い)な印象ですが、プロが行うヘッドスパの技術が再現され、自分ではできないような細かなタッチで頭皮をもみほぐしてくれます。
一方で、手動で動かすものは場所をとらずお風呂でも部屋でも簡単にできるメリットもあります。
手動タイプと電動タイプから一つずつ、人気のアイテムを紹介しますので、自分に合うのはどちらか参考にしてみてくださいね。
【手軽にできてリラックス】ヘッドスパ ハンドプロ
【電動でパワフル&細やかなケアを実現】Panasonic(パナソニック)頭皮エステ サロンタッチタイプ
やみつきに!ヘッドスパのすすめ
自分の手で…アイテムで…と紹介してきましたが、やはり気持ちよさと即効性では本職のスパニストの方には敵いません!
既にお疲れが溜まっている方は、自分のケアだけで改善するのも時間がかかってしまったりするので、一度徹底的にほぐしてもらうのはいかがでしょうか?
⇒ヘッドスパができるサロンを下がる(Hot Pepper Beauty)
【重要度★★★★】頭皮と髪に良い生活習慣を意識する
「頭皮ケア」としてトラブルの原因になりやすい血行不良を改善するケアとして頭皮マッサージの方法をお伝えしましたが、直に働きかけるのと同じくらい、身体の内側から健康な頭皮環境をつくることも大切!
健康な頭皮を環境のためには何が必要か整理したので、生活習慣にイマイチ自信がないな…という方はぜひチェックしてくださいね。
意識して摂取したい栄養素は?
髪のもととなるアミノ酸だけでなく、抗酸化や新陳代謝に欠かせないミネラルやビタミン類が髪と頭皮には必要な栄養です。
特に不足しがちな亜鉛などはサプリからの補給もオススメです。
・アミノ酸【肌と髪のもと】
・L-システイン【ケラチンの生成に必須】
・亜鉛【ケラチンの生成に必須&新陳代謝UP】
・鉄分【抗酸化&栄養の運搬の手助け】
・ビタミンA【抗酸化】
・ビタミンB2、B6【新陳代謝UP&皮脂分泌の抑制】
・ビタミンC【ビタミンEの吸収率UP&抗酸化】
・ビタミンE【血管から栄養を届ける手助け】
1日20分~運動をする
食事による栄養補給と同じように、身体全体のコンディションをアップさせてくれる運動習慣は頭皮にとっても大事です。
運動は健康だけでなく美容にも役立つので、まずは1日20分のウォーキング(できれば早歩き)から始めてみませんか?
良質な睡眠をとる
言うまでもありませんが、良質な睡眠は全人類にとっての健康の基礎です!
寝不足でこの長いページを読んでいるのなら、続きは明日読んでくだされば大丈夫です!
それくらい睡眠は大事です。
頭皮のために見直したいこと
せっかく頭皮に良いことをするなら、それを台無しにするようなことはしたくないですよね。
頭皮のためにした方がいいことを先にお伝えしましたので、次は「しない方がいいこと」をお伝えします!
セットで対策をすることで、より元気な頭皮に近づきますよ♪
やってはいけない!?ヘアケアNGポイントの解説
上のチェックポイントで例に出した、ヘアケアでやりがちなNG行為について詳しく解説します。
「なぜやってはいけないの?」と思ったところだけでも読んでくださいね。
頭皮との相性を考えずにシャンプーを選んでいる
シャンプーというと髪への効果に注目されがちですが、実は頭皮のコンディションを左右するものであり、長期的な目線では髪より頭皮基準でシャンプーを選ぶのがベストです。
ただ、基準といってもそこまで厳しいものではありませんので、自分の肌質に合わないものだけ避けるようにしましょう。
<避けたいもの>
高級アルコール系シャンプー(ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどがベースになったもの)
シャンプーは洗浄成分と水とで90%以上できているので、洗浄成分の質で選びましょう。
高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強いメリットがありますが、刺激になりやすく肌や髪にタンパク変性というダメージを与えるおそれもあります。
さっぱりさせたいなら、石鹸系のシャンプーを使うか、クレンジングシャンプーを週に2、3度使うことをオススメします。
<選びたいもの>
【脂性肌よりでしっかり汚れを落としたいなら…】
〇クレンジングシャンプー
〇石鹸系シャンプー(キューティクルが開くので長い髪は×)
【乾燥肌よりで頭皮を乾燥させたくないなら…】
〇アミノ酸系シャンプー
〇ベタイン系シャンプー
〇しっとり系シャンプー
シャワーの温度は気分で変えている
シャワーの温度でどのくらい皮脂が落ちやすいかが変わります。
もちろんお風呂場の温度に合わせた変化も大事ですが、特に乾燥肌よりの人は温度を上げすぎないように気を付けましょう。
【乾燥肌~普通肌の人のシャワーの適温】36℃~38℃
乾燥肌~普通肌なら、これくらいの温度が一番皮脂を必要以上に取りすぎない適温とされています。
逆に脂性肌の人なら、36℃を下回ると少し低すぎかも・・・
自分が心地よくシャンプーできる温度を探してみてくださいね。
シャンプーは短くササっと済ませている
シャンプーは毎日のことなので、なるべく手短に済ませたいですよね。
ですが、シャンプーを適当にしてしまうと【汚れ残り】や【シャンプーのすすぎ残し】が発生し、それがトラブルの原因にも。
省略してはいけないポイントを2つだけ紹介します。
<予洗い>
シャンプーの前にお湯で頭皮と髪をすすぐことを「予洗い」といいます。髪と頭皮の汚れはシャンプー前のお湯によるすすぎで8割方落とせます。シャンプーが泡立ちにくい方は予洗い不足かも。
<すすぎ>
シャンプーで泡立てた時間の3倍くらいかけて丁寧にすすぐのがベスト。シャンプーの洗浄成分がお肌に残ると刺激になってしまうので注意しましょう。
予洗い不足で乾いた髪にシャンプーがつくとすすぎにくくなることも。
シャンプー前後の予洗いとすすぎだけは丁寧にお願いします!
また、毛穴汚れが気になる方は、シャンプーで泡立てて洗う際に頭皮を揉み込むようにして洗えるとより汚れが落ちやすくなりますよ。
ドライヤーをかけずに自然乾燥させる
髪を乾かさないのも、キューティクルが開きっぱなしになって傷みやすいのでNGですが、頭皮の場合は濡れた状態が続くことで皮ふにいる常在菌や雑菌が過度に繁殖してしまうのでNG!
雑菌が繁殖すると痒みを感じたり、乾燥気味でバリア機能が弱っている頭皮なら肌荒れなどの炎症や湿疹につながってしまうことも。
入浴後、かならずドライヤーはかけること!約束ですよ!?
頭皮マッサージをしない
目を酷使する人はやはり目の周りの筋肉の緊張が頭部全体に伝わってしまいます。
セルフマッサージなど毎日少しずつほぐしてあげないと、血行の良い頭皮環境の実現は難しいです……
乾燥肌/オイリー肌対策をしていない
お顔の皮ふと比べて極端な肌質でもなければ無視されがちな頭皮の肌質・・・
ですが、フケやかゆみなどのマイナートラブルを避けるためのヒントをお探しなら、肌質に合ったケアがオススメです!
・洗浄力が強すぎないシャンプーを使う(荒れやすい肌なら薬用)
・頭皮ローションを使う
・オイルを使った頭皮マッサージ
・シャワーの温度を高くしすぎない(適温は36℃~38℃)
・朝シャンは避ける(皮脂を取り過ぎてしまうため)
・予洗いを3分以上かけて丁寧にする
・シャワーの温度を低くしすぎない(適温は38℃~40℃)
・シャンプー中に頭皮を揉み洗うようにマッサージする
・皮脂抑制効果のあるビタミン(B2、B6)を摂取する
若い時と同じヘアケアをしている
若い頃とは体質が少しずつ変わってくるように、頭皮環境も年齢とともに少しずつ変化します。
たとえば…
・ターンオーバーの周期が長くなる
・皮脂分泌量が少なくなる
・加齢によるニオイが出てくる
こうした変化がある中で、昔と同じシャンプーを使っていると、乾燥によって肌荒れが起きやすくなったり、インナードライで逆にべたついてしまったり・・・
こだわりを捨てていまの頭皮にベストなものを選べると、意外に快適かもしれませんよ~
そのほかの見直すべき生活習慣は?
運動不足・睡眠不足など血行不良の原因になる生活を変える
運動不足、睡眠不足のほかにも、スマホ/PCの長時間利用やタバコなども頭皮の血の巡りを滞らせるので毛髪の発育には良くありません。
根付いた生活習慣を変えるのは簡単なことではありませんが、頭皮ケアだけでなく健康そのものにつながることなので少しずつ頑張りたいですね。
栄養の偏った食事をやめる
健康な髪と頭皮のためには、タンパク質・ミネラル・ビタミンとバランスの整った食事が必要です。
特にオイリーな肌質の方は、脂質が多い食事を摂っているとより皮脂が分泌されやすくなるので気を付けましょう。
ビタミンB2、B6は皮脂の分泌を抑える効果もあるので、食事の偏りが心配な方はサプリからの摂取もオススメです。
ストレスを減らす
こちらも頭皮だけの問題ではありませんが、過度なストレスは血行不良の原因になり、白髪やくせ毛、円形脱毛症などの症状に出る事もあります。
髪の発育に影響が出てしまうと改善に時間がかかるので未然の対策ができればベストです。
ストレスとは切っても切れない現代社会ですから、うまく付き合っていく方法を探っていきましょう。
日焼けはなるべく防ぐ
米国皮膚科学会が「お肌の老化現象の原因の80%は光老化=紫外線による影響」と注意喚起をするように、頭皮への紫外線ダメージもできるだけ減らしたいもの。
ここ数年、髪や頭に使える日焼け止めスプレーもドラッグストアなどで簡単に手に入るようになりましたが、そうしたアイテムや帽子・日傘などを使った紫外線対策がオススメです。
また、髪を伸ばしている方は「分け目」があると思いますが、分け目を常に同じ場所にせずたまに変えることも有効です。
まとめ
頭皮ケアについてはまだまだ語ることができますので、随時更新していきたいと思いますが、基礎的な知識だけでもお役に立てたでしょうか。
頭皮の健康は一日にしてならずですが、結果に出ないように感じられた一日も決して無駄ではありませんので気長に続けていきましょう!