体質に合った正しいシャンプーの選び方。シャンプーの効果を活かす正しい洗い方。シャンプーを使うときに大切なことは幾つもありますが、今回は、つい忘れがちなシャンプーを洗う前とシャンプーで洗った後にやるべき大切なことをご紹介します。
髪のことを真面目に考えれば考えるほど、つい値段がはってしまうシャンプーを無駄にしないためにも、ぜひご覧くださいませ。
シャンプーを使う前の大切な下準備
ブラッシングで髪の埃を落とそう
シャンプーの効果を最大限生かそうと思ったなら、浴室に入る前にやっておきたいことがあります。それはブラッシングです。
「お風呂に入る前にヘアスタイルを整えて、意味があるの?」と思われがちですが、ちゃんと意味があるんです。
まず、ブラッシングすることで髪についていた埃などの大きなゴミを落とすことができます。大きなゴミはシャンプー洗いでも落とすことは出来ますが、シャンプー洗いでは油分などの落としにくい汚れを落とすことに集中したいものです。
落とせるゴミは、シャンプーを使う前に落としてしまいましょう。
次に重要なのは、「髪の流れ」を整えるということ。シャンプー洗いに入る前に、髪の流れを整えておくと、シャンプーで洗った時に髪がもつれにくくなり、抜け毛予防にもなるんです。
ぬるま湯で1分半、「予洗い」しよう
シャンプーをつける前に、髪を濡らすことをスキップしてしまう人は少ないと思います。でも逆に、とても大切な時間だと意識している人も少ないのではないでしょうか。
ぬるま湯を頭皮にかけることで頭皮の毛穴を開き、いざシャンプーで洗った時の効果を高めることができます。
また、さっと洗うこの予洗いだけでも、実はかなりの汚れを落とすことができます(ヘアスタイルを整えるためのワックスなどの油分まで落とせません。こういった汚れはシャンプー洗いでしっかり落としましょう)。
1分~2分の時間をとって髪と頭皮全体に水分がいきわたるようにしましょう。
シャンプーを使った後は、しっかりと洗い流すこと
シャンプー剤は、頭皮に残さないのがベスト
稀に「シャンプーを全部洗い流さないようにすると、いい香りが残るんです!」なんて言う人がいるのですが、それをやってはこれまでの手順が台無しです。
シャンプー剤が頭皮に残ってしまうと、普段、頭皮の上でバランスよく共存している細菌やバクテリアが増えすぎてしまう原因となり、結果的に頭皮にダメージを与えることになってしまんですね。
軽く洗い流すと、確かにお風呂出た後もいい香りが続くのですが、髪のことを考えるなら、しっかりと洗い流すようにしましょう。
すすぎ洗い時間の目安は、シャンプーで洗う時間の3倍。
すすぐ時間は洗う時間の約3倍。ちょっと長いように感じますがしっかりとシャンプーを洗い流してください。このときもゴシゴシと洗うのではなく、頭皮をマッサージするイメージを忘れないでくださいね。
まとめ
今回はシャンプーの効果を活かすために大切なことを、シャンプーを使わない時間に焦点を合わせて紹介してみました。
髪のことを真剣に考えれば考えるほど、ついつい値段がはってしまうシャンプー。ちょっと奮発して買ったシャンプーを最大限生かせるように、シャンプーを使わないときから、しっかりとケアしていきたいですね。
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