くせ毛におすすめのシャンプーは？うねり・広がりを抑える成分や選び方を徹底解説

広がったり、うねったり、気になる「くせ毛」のお悩み。 ヘアスタイルが決まらないと、一日中なんとなく気分が乗らないもの。 特に湿気の多い季節には、毎朝のヘアセットに時間がかかったり、せっかくセットしてもすぐに崩れてしまうなど、悩みが尽きない…という方も多いのではないでしょうか。 そんなくせ毛でお悩みの方に、こちらでは、くせ毛におすすめのシャンプーの選び方や、うねりや広がりを抑えてくれる成分、くせ毛が扱いやすくなるヘアケアのポイントなどをお伝えします。

くせ毛の原因は？

くせ毛の原因は、「遺伝による生まれつきのくせ毛」と「習慣やダメージによる後天的なくせ毛」の大きく２種類に分かれます。 原因によって、対策の方法も変わってくるので、まずは自分がどちらのタイプなのかを確認してみましょう。

遺伝による生まれつきのくせ毛

幼いころから髪の毛がくるくるしていた方は、生まれつきのくせ毛さん。 ご両親のどちらかまたは両方がくせ毛である場合などには、遺伝により生まれつきくせ毛になる確率が高くなります。 生まれつきのくせ毛の場合でも、ダメージなどがある場合にはシャンプーを変えることで髪の毛が扱いやすくなる場合もありますが、日常的なヘアケアだけではなかなかくせ毛を変えるのは難しいため、縮毛矯正などのサロンケアとホームケアを組み合わせる対応がおすすめです。

習慣やダメージによる後天的なくせ毛

子どもの頃はさらさらのストレートだったのに、年齢を重ねるごとに髪の毛がうねったりくせが出てきたりしたという方は、後天的なくせ毛さん。 自分に合っていないヘアケアや、ダメージの蓄積から、髪の毛や毛穴にゆがみが引き起こされてくせ毛になるパターンです。 後天的なくせ毛の場合は、毎日のシャンプーやヘアケアを見直すことで、健やかで扱いやすい髪の毛を目指すことができます。

【後天的なくせ毛の原因�@】間違ったヘアケア

自分に合っていないシャンプーを使うなどで頭皮が乾燥すると、毛穴が歪みくせ毛の原因になります。

【後天的なくせ毛の原因�A】年齢やホルモンバランスの変化

年齢によって髪質が変わったり、妊娠・出産などでホルモンバランスが大きく変わることで、くせ毛になることがあります。またストレスもくせ毛の原因になります。

【後天的なくせ毛の原因�B】カラーや紫外線によるダメージ

たび重なるカラーリングや紫外線などから引き起こされるダメージも、くせ毛の原因になります。

くせ毛さんにおすすめ！シャンプーの選び方

ここからは、後天的なくせ毛さんにおすすめのシャンプーの選び方をご紹介します。 ダメージや乾燥をケアして、するんとまとまる美しい髪の毛を目指しましょう。

マイルドな洗浄成分のシャンプーを選ぶ

ダメージや乾燥によって引き起こされているくせ毛の場合は、髪の毛を育んでいる地肌環境を整える必要があります。 くせ毛さんには、アミノ酸系シャンプーやベタイン系シャンプー、タンパク質系シャンプーなど、シャンプーに含まれている洗浄成分にマイルドな原料を使っているシャンプーがおすすめです。 安価なシャンプーには、泡立ちを良くするために洗浄力の強い高級アルコール系の洗浄成分が使われていることが多く、さっぱりする代わりに地肌に必要な潤いまで流してしまうことがあります。 特に大人女性の地肌は乾燥しやすいため、うるおいを残しながら優しく洗い上げてくれるシャンプーを選んでみましょう。

くせ毛さんにおすすめの洗浄成分

アミノ酸系：ココイルグルタミン酸TEA、ココイルグルタミン酸2Na、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルアラニンNaラウロイルグルタミン酸Naなど ベタイン系：コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど タンパク質系：加水分解コラーゲンＫ、ココイル加水分解○○など

補修成分が含まれているシャンプーを選ぶ

髪の毛は内部が乾燥すると、湿気を吸ったときに広がりやすくなる性質があります。 また、ダメージによって髪の毛の内部にゆがみが生じることで、水分量に偏りが出てくせ毛の原因に。 そのため、くせ毛さんには、髪の毛の内部を補修してくれる成分が配合されたシャンプー（トリートメント）を選ぶのがおすすめ。 髪の毛が内側から潤うことで、湿気の影響を受けづらくなり、扱いやすい髪の毛になります。

くせ毛さんにおすすめの補修成分

○○ケラチン、○○コラーゲン、○○シルク、ヒアルロン酸など

保護成分が含まれているシャンプーを選ぶ

カラーやパーマ、摩擦などにより髪の毛がダメージを受けると、髪の毛の表面を保護しているキューティクルが傷ついて剥がれることで、くせが出やすくなってしまいます。 くせ毛さんは、髪の毛の表面を保護してくれる、オイルやシリコンなどが含まれているシャンプー（トリートメント）を選びましょう。 保護成分には、手ざわりがよくして、髪の毛にさらにダメージが蓄積するのを防いでくれる効果が期待できます。 また、ドライヤーの熱ダメージから髪の毛を守ってくれる「ヒートプロテクト成分」が入っているシャンプー（トリートメント）もおすすめです。

くせ毛さんにおすすめの保護成分

髪の表面を守ってくれる成分：植物オイル、シリコンなど ヒートプロテクト成分：メドウフォーム-δ-ラクトン、γ-ドコサラクトンなど

くせ毛が扱いやすくなるシャンプーの方法

せっかくいいシャンプー・トリートメントを使うなら、正しいヘアケア方法でより効果を高めましょう。 日々の習慣の積み重ねが、美しく健やかな髪と地肌を育てます。

１．シャンプー前に髪の毛をよく濡らす

シャンプーをする前には、髪の毛をよく濡らしておくと泡立ちがよく頭皮の汚れが落ちやすくなります。 「ちょっと長すぎるかな」と思うくらい、念入りに髪の毛を濡らすのがおすすめです。 地肌を優しくマッサージしながら、少しぬるめのお湯でシャンプーをしましょう。

２．トリートメントは毛先を中心につける

トリートメントは、髪の毛の補修保護が主な役割のため、地肌にはできるだけつけないようにするのがおすすめです。 傷みやすい髪の毛の毛先から、髪の毛全体にのばしていきましょう。 トリートメントが残っていると、毛穴のつまりやかゆみなどの頭皮トラブルの原因になることもあるため、頭皮についた場合はよくすすぐようにしてください。 逆に、毛先などは少し長めにつけておいたほうが、補修成分が内側まで浸透するので効果が高まります。

３．ドライヤーで完全に髪の毛を乾かす

お風呂から上がった後は、タオルドライの後できるだけ早くドライヤーで髪の毛を乾かしましょう。 髪の毛が濡れたままになっていると、摩擦が大きくなりキューティクルが傷つきやすくなります。 また、頭皮が冷えると血行が悪くなり、髪の毛に栄養が行きわたらなくなるため、健やかな髪の毛を育てるためにも髪の内側まで完全に乾かすようにしましょう。

くせ毛さんにおすすめの国産シャンプー

日本女性のくせ毛のために美容師が開発したMICHILUNOシャンプー・トリートメント

潤うノンシリコンケア専門店「MICHILUNO」では、悩めるくせ毛さんにおすすめのシャンプー・トリートメントを取り扱っております。 地肌に優しいベタイン系の洗浄成分をメインに配合し、贅沢なうるおいを与える植物由来の天然保湿成分をたっぷり処方。 地肌と髪の毛に美容液のような栄養を与えながら、美しい髪の毛を育むシャンプー・トリートメントです。 トリートメントにはヒートプロテクト成分「メドウフォーム-δ-ラクトン」をはじめとした保護成分も配合。 日本女性のくせ毛や硬い髪の毛を、内側からしなやかで扱いやすい髪の毛に導きます。